GERTRUDE PARTINGTONALBRIGHT (1874-1959)

英国に生まれ、少女時代に家族でカリフォルニア州オークランドに移住。サンフランシスコのベイエリアで有名な肖像画家であった父J.H.E.パーティントンに師事した。ガートルード・パーティントンは、サンフランシスコ・イグザミナー紙のイラストレーターとして活躍した後、パリに渡り、アカデミー・ドゥルクルーズでさらに勉強する。ドライポイントエッチングを学ぶ。20世紀初頭、サンフランシスコに戻り、スタジオを開設。カリフォルニア・エッチング・ソサエティーの共同設立者であり、サンフランシスコ美術協会で展覧会を開催した。1917年、画家のハーマン・オリバー・オルブライトと結婚した。デラウェア美術館がパーティントンの作品を多く所蔵しているのは、彼女がサミュエル・バンクロフトのいとこであり、1935年にラファエル前派絵画のコレクション（およびその他の作品）を同館に遺贈しているからである。

(emuseum.delart.org)